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Tengu 天狗と伝説 - 岐阜県 Legends about Tengu in Gifu . Tengu 天狗と伝説 Tengu legends "Long-nosed Goblin" . - Introduction - 
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kori Tengu 狐狸天狗 / コリテング fox and tanuki and tengu At 胆吹山 / 伊吹山
Mount Ibukiyama a shamon 沙門 wandering priest was reciting the 念仏 Nenbutsu prayer. Suddenly he heard a voice:
"Tomorrow I will come and bring you to Paradise!"
The next day Kannon Bosatsu appeared and took him away, in front of the eyes of his disciples.
But the next day they found him hanging all naked high up in a tree!
It must have been the evil deed of an old fox, badger or a Tengu !
Tengu
昭和初頭、十二社神社でキンチャクに椎の実を拾っていると突然地響きがして、石段の上から大きな岩が落ちてきた。本殿のところに修験者のような真っ白い装束で木の葉のような扇と長い杖を持ったテングが見下ろしていた。
こびの天狗山 Kobi no Tengu San 岐阜県美濃加茂市森山3-5-57 / Moriyamachō, Minokamo-shi, Gifu
This statue is 12 m high, the tallest Tengu statue in Japan.
............................................................................... Gujo town 郡上市 和良村 Wara mura
Tengu
下洞集落の根の松という男が行方不明になった。天狗にさらわれたのだということになり、村人が「根の松返せー」と叫んで探し回ったが、本人は何食わぬ顔で帰ってきた。
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教員住宅の松に天狗がいて、そこの人を隠した。10日ほどしてかえって来たが、ボケッとしていて、どうしていたのかさっぱり憶えていなかった。
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以前、天狗が出た木を天狗松と呼んでいたが、枯れてしまった。
............................................................................... Hida region 飛騨地方 熱にうなされていた時、一本杉に天狗が現れよい子だと褒めてくれた。
ある男が旅先で宿泊した家で、天狗が集まり顔見知りを仲間に入れようとして鉛の熱湯を飲ませるのを見た。家に帰るとその顔見知りはいなくなっていた。その人は自慢ばかりをする人なので邪道に落ちたのだろう。
............................................................................... Ibigawa district 揖斐郡 Tengu
橋角という山に、お伊勢さんと呼ばれているモミの木があった。それは人間が触れてはいけなかった。浦野九一という人が柴刈りへ行ってこの木の下で昼寝をしてしまったところ、天狗に「日暮れだから帰れ」と呼ばれた。目を覚ますと日が暮れていたので慌てて帰ったという。
Tengu
山で、木がガラガラと転がる音がすると、それは天狗さんの仕業だという。
Tengu sa 天狗さ Tengu san
In the village 谷汲村
なんとなく薄暗くなったような気がして、とたんにガラガラガラガラと大きなおとがしたので地面に這いつくばると、再び音がする。その天狗は真紅な衣に高い鼻、ヤツデのようなうちわを片手に、一本歯の高下駄をはいていた。
In the village 春日村
橋の架け替えのため、下ヶ流の向山の大檜と大杉を伐ったら、名主の夢枕に天狗が立ち、よくも住処を無くしたな、罰として村を丸焼けにしてやる、と言った。はたしてその晩火事が出て、村の大部分が焼けてしまった。明治10年1月18日の大火のこと。 .
昔は雨の日に、藤川谷で天狗の太鼓の音がした。今は聞こえなくなった。
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７月17日の権現さんの祭りを祇園祭りという。かがり火をたかないと、天狗が祟るといわれている。
Tengu no Oyashiki 天狗のお屋敷
ある人が、炭焼きのために山に入った。木の葉で固まっているような球があったので、棒でつついてみた。すると急に辺りが暗くなり、雷雨になってその日は帰れなかった。翌日に家に帰ったが、病気になってしまった。祈祷してもらったところ、天狗のお屋敷をつついたと言われたので、呪文で治してもらったという。
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谷汲村 Tanikumi mura
Tengu
人を追っかけたり、いたずらしたり、目に見えなくても、近くに天狗が現れると、髪の毛が逆立ったり、顔に怪我をしたりする。
............................................................................... Kamo district 加茂郡 - Minokamo 西白川村 Nishi-Shirakawa mura
Tengu
カスミ網を張って置いたところ、大風が吹いて血の垂れる足のようなものがかかった。驚いていってみると、何も掛かってなかった。天狗が通ったのだろうと語り合ったという。
Hakusan Jinja 白山神社
白山神社の森では、1年に２度くらい夜分に大木の折れるような音を発することがある。天狗様の仕事と言われる。
............................................................................... Mashita district 益田郡 .......................................................................
萩原町 Hagiwara
kotengu 小天狗
木こりが山小屋で入浴中、「気持ちよいか」と側の木から声を掛けてくるものがいた。木こりが罵声をあびせると「覚えていろ」と声がした。翌朝気が付くと大事なまさかりが飴のように曲げられていた。
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小坂町
Kosaka . Jigokudani 地獄谷 "Hell Valley" -- Jigoku no Tani 地獄の谷 . at 御嶽山 Mount Ontakesan
Tengu
御嶽様へ雨乞いに行った者が地獄谷へ礼参りに行き、象の鼻というところで岩の端から底を覗くと断崖に恐ろしい形相のものが睨み上げて恐ろしくなった。その後急に大嵐になった。
............................................................................... Ono 大野郡 Tengu
At the villages 朝日村 and 高根村
放牧している牛が行ける筈のない絶壁や断崖などにいることがある。これは天狗が牛をさらって人の手の届かないところへ捨てたためである。
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清見村 Kiyomi mura
見えなくなった子供
畑仕事を終え帰ろうとしたら子供が一人いなくなっていた。探し回ると大人でもなかなか行けないような場所を通った先に子供がいた。天狗が連れて行くときは１里や２里の道はわけなく行くというのは本当だった。
............................................................................... Takayama 高山市 Tengu
夕暮れに履物をおろすと天狗にさらわれると言われているのを無視しておろしたところ、門口に立っていたほっそりした男について来いといわれた。ついては行ったが面白くなかったので休んでいると男は帰れといい姿を消した。１時間ほどの事だったが、５日間も行方不明扱いになっていた。
Tengu
山道の老杉の根元で休んでいると、急に頭上に気配を感じた。見ると５，６間上の枝に高さ１尺もある一枚歯の下駄を履いた下半身が見えた。恐ろしくなりひれ伏すと1刻余り何かに押し付けられ動けなかった。
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子守女の息子が３歳の時、畑仕事の途中で行方不明になった。後に平湯峠で同村の者がその息子と出会った。その子が言うには天狗にさらわれ修行を積み、今ではどこでも好きなところに飛んでいけるようになったという。
kyoojin ishi 神明神社 Myojin Jinja
高さ５尺余りの石で触ると気が狂うと言われている。また付近には天狗が住んでいて、天狗の機嫌に触ると石段から投げ落とされると言われている。実際に投げられた子供もいるが、怪我をしなかったという。
Myoojin Jinja 神明神社 Shrine Myojin Jinja
akai kao 赤い顔の鼻の高い男
at 神明神社 Myojin Jinja から三軒ほど下の家が火事になったことがあった。その家の前に赤い顔で鼻の高い男がいたので、天狗が火をつけたのだろうと言われたという。
Yamagami 山神
ある行者が荒神の森に参籠修行したところ、満願の日に襟首を掴まれて投げ飛ばされた。この森は昔から女人禁制で、男でも不浄の者が参詣すると麓の橋に怪異が現れて登れなくなったという。
............................................................................... Yoro district 養老郡 Tengu
美濃国養老郡一の瀬村付近では、大きな天狗の面を作り、村人が鉦や太鼓で囃したてながら隣村へと順に送り、山奥深くまで送っていく天狗祭がある。天狗が村里に出現して人畜に該をなすのを封ずるためであるという。明治初年まで行われていたらしい。
............................................................................... Yoshiki district 吉城郡 ある人が天狗に連れ去られて一本杉の下で死んでいるのが見つかったと子供の頃に聞いた。
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神岡町 Kamioka cho
大正１３年６月のある朝、神社の境内の池に落ちたと思われた少年が行方不明になった。占ってみたところ１１時半までに見つけないと命が危ないといわれた。昼頃子供では行けそうにもない峯で見つかった。天狗の仕業だろう。
Tengu
鞍馬山の天狗に使われた６０歳位の老人がいた。ある時忽然と現れ鉱山で寝ないで働いていた。また病人にはその原因を告げた。鉱山廃止の際に鞍馬に戻るといって姿を消した。天狗も現れたが、その姿は束帯姿だと言う人と山伏姿だと言う人がいる。
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kamikakushi 神隠し
昭和６年７月、ある人が畑に出たまま今に至るまで帰ってこない。天狗に連れて行かれたのか神隠しにあったのだろうと、今でも葬式をせずに帰りを待っている。
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上宝村 Kamitakara mura
akai mono 赤い着物を着た鼻の高い人
昭和30年頃の事。ある家が火事になったとき、子供が「赤い着物を着た鼻の高い人が来て火を焚けと言った」と言った。それが天狗だろうということになった。
Amanojaku 天の邪鬼
2匹の天狗、もしくは天狗の邪鬼か天女が双六盤を投げ捨てた。この事により奇岩が誕生した。
Tengu
天狗は子供が非常に好きで、子供が山に遊びに行くとだまして連れてゆき、一緒に遊ぶ。村の衆が笛太鼓で迎えに行くと帰す。
Tengu
昔、天狗が男の子を連れ去るという事件があった。
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Posted By Gabi Greve to
Heian Period Japan on 10/22/2017 10:01:00 am
